結婚相談所で結婚した人の離婚率は?|政府統計に無い数字と、代わりに分かること
結婚相談所公開 2026-09-15最終更新 2026-09-16運営 ナギサコーポレーション
先に結論を書きます。
「結婚相談所で結婚した人の離婚率」を示す政府統計は、ありませんでした。 当サイトが探した範囲では見つからず、そもそも集計されていません。 ですから、当サイトは「相談所で結婚すると離婚率は◯%」という数字を出しません。
このページでは、なぜ無いのかと、代わりに公的統計から分かることを出します。
目次
探した先と、見つからなかったこと
- 厚生労働省 人口動態統計(離婚に関する統計・特殊報告の一覧)
- e-Stat(政府統計の総合窓口)の人口動態調査 離婚関連の統計表
- 国立社会保障・人口問題研究所 第16回出生動向基本調査の報告書・目次
見つからなかった理由は、集計のしかたにあります。 人口動態調査の調査票に「結婚のきっかけ」の項目が無く、出生動向基本調査の夫婦調査は婚姻が続いている夫婦を集計対象としているため。
「まだ誰も調べていない」のではなく、「いまの調査の作りでは出せない」ということです。 だから、出どころの書かれていない「離婚率◯%」を見たときは、それがどの統計の何年の数字なのかを確かめてください。 当サイトも、出どころを示せない数字は載せません。
代わりに分かること①:日本全体の離婚の数
厚生労働省の人口動態統計 月報年計(概数)(令和6年)にはこう書かれています。
令和6年の離婚件数は18万5895組で、前年の18万3814組より2081組増加し、離婚率(人口千対)は1.55で、前年の1.52より上昇している。
| 項目 | 令和6年 | 前年 |
|---|---|---|
| 離婚件数 | 185,895組 | 183,814組 |
| 離婚率(人口千対) | 1.55 | 1.52 |
出典:厚生労働省「人口動態統計 月報年計(概数)」(取得日 2026-09-15)
これは日本全体の数字で、出会い方の内訳はありません。 結婚相談所で結婚した人だけを取り出すことはできません。
代わりに分かること②:結婚した人のうち、相談所やお見合いで出会った割合
国立社会保障・人口問題研究所の第16回出生動向基本調査(2021年調査)は、夫婦が知り合ったきっかけを調べています。
その結果、「見合い結婚」の割合は前回の6.4%から2021 年b で9.0%へと増加した
| きっかけ | 前回調査 | 今回(2021年b) |
|---|---|---|
| 見合い結婚 | 6.4% | 9.0% |
| 職場や仕事で | 28.2% | 21.4% |
| ネットで(SNS・アプリ等) | —(選択肢なし) | 13.6% |
対象:結婚持続期間6年未満で、妻が50歳未満で結婚し、妻の調査時年齢55歳未満の初婚どうしの夫婦(2021年b=2018年7月〜2021年6月の結婚)。客体数 398。出典:国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」(取得日 2026-09-15)
ここで注意が1つあります。
この調査の注記には見合い結婚とは知り合ったきっかけが「見合いで」、「結婚相談所で」の結婚。
とあります。
つまり9.0%は「結婚相談所で」だけの数字ではなく、「見合いで」と合算されたものです。
当サイトは、この9.0%を相談所だけの割合として使いません。
この調査も、結婚が続いている夫婦を対象に集計しています。 だから、ここから離婚率は出せません。
「離婚率が低い」と言えるのか
言えません。 比べるためのデータが、公的統計の側に無いからです。
言えるのは次のことだけです。
- 日本全体の離婚率(人口千対)は1.55(令和6年)
- 結婚した夫婦のうち見合い結婚(相談所を含む)は9.0%(2021年調査)
- この2つを掛け合わせても、相談所で結婚した人の離婚率は出ません
結婚相談所の各社が公表しているのは成婚率までで、その先を追った数字は公表されていません。 成婚率も会社によって数え方が違います (結婚相談所の成婚率に各社の式を並べています)。
数字が無いなら、何で選べばいいのか
| 見るもの | なぜ見るか |
|---|---|
| 1年の総額 | 公式の料金表から計算できる。16プランで3倍以上ちがう(料金ランキング) |
| 成婚の定義 | 同じ「成婚」でも条件が違う(成婚料の条件) |
| やめたときの費用 | 続かなかった場合に戻る額が会社で違う(退会の費用) |
離婚率のように「無い数字」を探すより、公式に出ている数字で比べたほうが確かです。
よくある質問
結婚相談所の離婚率は10%と聞きました
その数字の出どころを確かめてください。 政府統計には、結婚のきっかけ別の離婚率がありません。 当サイトは、出どころを示せない数字を載せません。
お見合い結婚は離婚しにくいのですか?
公的統計からは言えません。 出生動向基本調査は結婚が続いている夫婦を集計しており、離婚した夫婦のきっかけは分かりません。
日本全体の離婚率はいくつですか?
厚生労働省の人口動態統計 月報年計(概数)(令和6年)で、 離婚件数 185,895組・離婚率(人口千対)1.55です。
結婚相談所で結婚する人は増えていますか?
第16回出生動向基本調査では、見合い結婚(「見合いで」と「結婚相談所で」の合算)の割合が6.4%から9.0%に増えています。 相談所だけの割合は公表されていません。
成婚率なら比べられますか?
数え方が会社で違うので、そのままでは比べられません。 結婚相談所の成婚率に、各社の式と公表値を並べています。
まとめ
- 「結婚相談所で結婚した人の離婚率」の政府統計は無い(探した先を上に書きました)
- 無いのは調査票にきっかけの項目が無く、夫婦調査が継続中の夫婦を対象にしているため
- 日本全体の離婚率(人口千対)は1.55(令和6年)
- 見合い結婚は9.0%。ただし「見合いで」と「結婚相談所で」の合算
- 無い数字を探すより、公式の料金と成婚の定義で比べる
出典にした統計(2件)
- 厚生労働省「人口動態統計 月報年計(概数)」令和6年:https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai24/dl/gaikyouR6.pdf(取得日 2026-09-15)
- 国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」2021年調査:https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou16/JNFS16gaiyo.pdf(取得日 2026-09-15)
成婚率の数え方の違いは、結婚相談所の成婚率に各社の式で出しています。
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