結婚相談所と20代女性|公式の料金表で、割引の対象になっているのは20代だけです
20代で結婚相談所を考えると、「まだ早い」と言われることが多いはずです。 ところが料金表を見ると、相談所の側は逆のことをしています。
公式の料金表を集めた9プランのうち、 年代の条件が付いているのは1プランだけで、それは20代向けの割引です。 30代向けも40代向けも、1つもありません。
調べた範囲:オーネット・ツヴァイ・パートナーエージェントの公式料金ページに掲載されている9プラン(2026-08-26 時点)。個人経営の相談所までは調べていません。取得日 2026-09-01
相談所が20代だけを安くしているのは、20代に来てほしいからです。 このページでは、実際にいくら違うのかと、20代の女性が知っておくと得なことを数字で出します。
20代割で、実際にいくら違うのか
| プラン | 初期費用 | 月会費 | 成婚料 | 1年の総額 |
|---|---|---|---|---|
| ツヴァイ 20代割(ご紹介プラン適用時) | ¥60,500 | ¥12,100 | なし | ¥205,700 |
| ツヴァイ ご紹介プラン (同じ会社の通常プラン) | ¥118,800 | ¥15,950 | なし | ¥310,200 |
| 9プランのまん中 | - | - | - | ¥574,200 |
登録料+初期費用+月会費×12か月+成婚料。2026-08-26 時点で各社の公式ページに表示されていた税込金額。取得日 2026-09-01
同じ会社の通常プランと比べて、1年で¥104,500の差です。 9プランのまん中(¥574,200)と比べると、¥368,500ちがいます。
これは値引きではなく、料金表に最初から載っている条件です。 20代のうちに入るかどうかで、同じサービスの値段が変わります。
データ上、20代女性はどの位置にいるのか
IBJ「成婚白書2024」から、20代女性に関わる記述を引きます。
| 白書に書かれていること | 20代女性にとって |
|---|---|
| 女性は20代〜30代前半までが最も成婚率が高い | いちばん有利な側 |
| 女性は35歳以降で成婚率が大きく下がる | 境目までまだ時間がある |
| 初婚で成婚した人の中央値は女性34歳 | 中央値より早い位置にいる |
| 女性が成婚した相手はどの年代も +2〜3歳 | 相手は20代後半〜30代前半 |
| 在籍日数の中央値は約9ヶ月 | 1年かからず終わる人が多い |
出典:株式会社IBJ「成婚白書2024」(2025年4月公表、2024年に成婚退会した15,374名が対象)。取得日 2026-09-01
「まだ早い」と言われる年代が、データ上はいちばん有利です。 そして料金表でも、いちばん安く入れる年代です。 この2つが重なっているのは偶然ではなく、相談所の側が20代に来てほしいからです。
ただし、20代で入ると起きやすいこと
有利であることと、うまくいくことは別です。 20代で入る場合に気をつけることを3つ書きます。
| 起きやすいこと | どうするか |
|---|---|
| 相手の年齢を広げすぎる | 成婚しているのは+2〜3歳。年上に広げすぎると噛み合わない |
| 申し込みが来るので受け身になる | 白書は「自ら申し込むことで他の女性に比べ一歩リードできる」としている |
| 急がなくていいので長引く | 在籍の中央値は約9ヶ月。期限を決めないと費用だけ積み上がる |
2つ目がとくに効きます。白書では、女性は申受数(相手から申し込まれた数)が申込数を大きく上回る傾向があるとしたうえで、受け身になりがちだと指摘しています。
そして成婚した人と辞めた人の差は、女性でもお見合い数が2.5倍、自分から申し込んだ数が+14件です。来た中から選ぶだけだと、この差が付きません。
20代女性が見るべきなのは、割引より申込数です
安いプランを選ぶときにいちばん見落とされるのが、月に何件申し込めるかです。
相談所はプランごとに申込数の上限が決まっています。 その上限が、そのまま結果の上限になります。 安いプランを選んで上限が低いと、いちばん効く要素を自分で削ることになります。
申し込む前に、次の3つを数字で聞いてください。
- 月に何件申し込めるか(プランごとの上限)
- お見合い料はいくらか(1回ごとの費用は総額に入っていないことが多い)
- 20代割の条件(何歳までか、途中で年齢が上がったらどうなるか)
3つ目は必ず確認してください。 入会時の年齢で決まるのか、更新のたびに見るのかで、2年目以降の金額が変わります。
アプリではなく相談所を選ぶ理由があるとすれば
20代なら、アプリのほうが人数も多く、女性は無料です。 それでも相談所を選ぶ理由があるとすれば、2つです。
- 相手の目的が揃っている。入会に独身証明書が要るので、結婚を前提にした人しかいない
- 期限が来る。アプリは候補が尽きない作りなので、選び続けることになり区切りが来ない
2006年の経済産業省の調査でも、インターネット型は 「成婚者を把握することが極めて難しい業態」と明記されています。 うまくいっているかどうかが、運営にも利用者にも見えません。
出典:経済産業省「少子化時代の結婚関連産業の在り方に関する調査研究 資料編〔実態・分析編〕」(2006年5月公表)。取得日 2026-09-01
なお、結婚相談所には女性無料のプランがありません。 公式の料金表9プランを調べて0件でした。詳しくは 結婚相談所に女性無料はある?に書いています。
よくある質問
20代で結婚相談所は早すぎませんか?
データ上は逆です。白書では女性は20代〜30代前半までが最も成婚率が高く、 35歳以降で大きく下がります。 そして公式の料金表で年代の割引があるのは20代だけです(2026-08-26 時点)。 有利な年代と、安く入れる年代が重なっています。
20代だと、相手も20代ばかりですか?
白書では、女性が成婚した相手はどの年代も +2〜3歳でした。20代後半なら、相手は20代後半〜30代前半が中央値です。 年上に広げすぎると、成婚しているデータから外れます。
20代割はいくら安いのですか?
同じ会社の通常プランと比べて、1年で¥104,500の差です(¥205,700 と ¥310,200)。9プランのまん中(¥574,200)と比べると¥368,500ちがいます(2026-08-26 時点)。
女性は無料になりませんか?
公式の料金表9プランに、女性無料も女性割引もありません。 アプリは女性が基本機能無料ですが、相談所は男女同額です。 女性が下げられるのは、年代の割引・成婚料の有無・期間の3つです。
まとめ
- 公式の料金表9プランで、年代の割引があるのは20代だけ(1プラン)
- 同じ会社の通常プランとの差は1年で¥104,500、まん中との差は¥368,500
- 白書では女性は20代〜30代前半が最も高く、35歳以降で大きく下がる
- 成婚の中央値は女性34歳。20代はそこより早い位置にいる
- 相手は+2〜3歳。年上に広げすぎるとデータから外れる
- 受け身になりやすいのが最大の落とし穴。成婚者は退会者より2.5倍お見合いしている
- 割引より月に何件申し込めるかを先に聞く
費目ごとの内訳と出典URLは、婚活サービスの費用比較に1件ずつ載せています。
30代の方は30代の婚活は厳しい?、40代の方は結婚相談所と40代に、それぞれ別のデータを出しています。
まだ何も決めていない段階なら、婚活は何から始める?で期限・予算・会う回数の決め方から整理できます。
最終更新 2026-09-01