30代の婚活は厳しい?|成婚した人の中央値は女性34歳・男性36歳です

「30代 婚活 厳しい」で調べると、厳しいと書いてある記事ばかり出てきます。 ところが実際に結婚相談所で成婚した人のデータを見ると、逆のことが書かれています。

IBJ「成婚白書2024」によると、初婚で成婚した人の中央値は、女性34歳・男性36歳でした。 30代は、いちばん成婚している年代です。

出典:株式会社IBJ「成婚白書2024」(2025年4月公表、2024年に成婚退会した15,374名が対象)。取得日 2026-09-01

ではなぜ「厳しい」と感じるのか。 このページは、データ上で本当に厳しいことと、厳しいと思われているだけのことを分けます。

データ上、30代はどの位置にいるのか

白書に書かれていること読み方
初婚の成婚者の中央値は女性34歳・男性36歳30代が中心。20代が主流ではない
男性は30代が最も成婚率が高い男性30代は有利な側
男性30〜34歳は約半数が成婚に至っている2人に1人。厳しいという数字ではない
女性は20代〜30代前半までが最も高い30代前半までは高い水準
女性は35歳以降で成婚率が大きく下がるここが実際の境目
40代以降は男女ともに顕著に低下30代と40代の差は大きい

「30代が厳しい」ではありません。 数字が言っているのは「35歳が女性の境目」「40代で男女とも下がる」です。 30代前半と30代後半は、同じ30代でも位置が違います。

本当に厳しいのは、年齢の期待値がずれていること

白書には、実際に成婚したカップルの年齢差が出ています。ここが効きます。

誰が成婚相手との年齢差(中央値)
30代の男性-1〜3歳
40代の男性-4〜6歳
女性(どの年代も)+2〜3歳
年収650万円の男性+3歳
年収1,000万円未満の男性+4歳

出典:IBJ「成婚白書2024」。年齢差は成婚した男性から見た相手女性との差の中央値。取得日 2026-09-01

30代の男性が実際に成婚しているのは、ほぼ同年代の女性です。 -1〜3歳ですから、35歳の男性なら34〜38歳が中央値ということになります。

ここで「30代のうちに20代と」と考えていると、データから外れます。 白書も「理想を追い求める一方で、現実的な条件を考慮することが、成婚に近づくための大切なポイント」と結んでいます。

厳しいのは30代であることではなく、30代で20代の条件を探していることです。 ここを合わせるだけで、同じ活動量でも結果が変わります。

30代で結果が出る人と出ない人の差

白書は、成婚した人と成婚せずに辞めた人を比べています。 差がいちばん大きいのは、年齢でも年収でもありません。

「4倍」は年齢差より大きい差です。 30代で結果が出ない人の多くは、年齢ではなく会っている数で説明がつきます。

そして成婚した人は在籍が短い——つまり長く続けた人が決まっているのではありません。 在籍日数の中央値は約9ヶ月、交際日数は約4ヶ月です。

30代前半と30代後半で、やることが変わる

 30代前半30代後半
データ上の位置男女とも高い水準女性は下がり始める。男性はまだ高い
期限9ヶ月を目安に置ける短く置く。半年で見直す
相手の条件絞ってよい年齢の幅を先に広げる
優先すること合う相手を選ぶ会う数を確保する

同じ「30代」でひとまとめにすると、やることを間違えます。 30代後半で条件を絞り込むと、会う数が落ちて、いちばん効く要素を自分で削ることになります。

期限は、交際日数から逆算できる

30代後半は期限を短く、と書きました。ではどれくらいか。 白書には、交際が始まってから成婚退会までの分布が出ています。

出典:IBJ「成婚白書2024」。初めてお見合いした日から成婚退会日までを交際日数として集計。取得日 2026-09-01

つまり、交際が半年を超えて動かないなら、その先で決まる見込みは薄いということです。 白書自身も「最大でも交際半年をポイントとして、サポートや意思決定の促進を行うことが必要になるかもしれない」としています。

ここから逆算すると、30代の期限はこう置けます。

段階目安超えたらどうするか
入会から初めて会うまで1か月プロフィールを直し続けない。先に会う
交際に入るまで3か月条件の幅を広げる(年齢から
交際してから決まるまで5〜6か月半年を超えたら相手を変える判断をする
在籍全体9か月(中央値)やり方かサービスを変える

この表の目的は、急かすことではありません。 「あと何ヶ月やってダメなら変える」を先に決めておくと、迷っている時間が減ります。 成婚した人のほうが在籍が約5ヶ月短い、というのはそういうことです。

30代が見落としやすい2つの差

学歴の差は、男性で大きく出る

白書によると、男性は大卒と高卒で成婚率に16.8ポイントの差がありました。女性は男性ほど顕著ではないものの、大卒の成婚率が最も高い結果です。

変えられない条件ですが、意味はあります。 白書は、男性の学歴が「将来の収入や職業の安定性」を示す指標として捉えられると説明しています。つまり学歴そのものではなく、そこから読み取られている安定性が見られています。

だから勤続年数・職種・資格のように、同じことを示す情報を出せば代わりになります。 プロフィールで空欄にすると、読み取る材料が消えるだけです。

地域の差は、男性のほうが大きい

男性は全年齢層で、都市のほうが成婚率が高いと白書は書いています。都市部男性は40%超です。女性は逆で、都市は年齢の影響を強く受け、地方は年齢の影響を受けにくいという違いが出ます。

白書はその背景として、進学や就職を機に女性が都市へ転出し「女性余り」の状態になりやすいことを挙げ、総務省の住民基本台帳に基づく調査(2024年)で東京都は転入超過であり、そのうち女性が53%を占めることを示しています。

ここは活動範囲で変えられます。 地方在住の30代男性なら、都市部の会員も検索できる連盟に加盟しているかが効きます。逆に地方在住の30代女性は、年齢の影響が小さい側にいます。

出典:IBJ「成婚白書2024」。取得日 2026-09-01

アプリと結婚相談所、30代ならどちらか

期限で決まります。30代で「1年以内に決めたい」なら、相談所のほうが噛み合います。 会う数を確保する仕組みがあるからです。

アプリは候補が尽きない作りなので、選び続けることになり、区切りが来ません。 30代後半で時間を意識しているなら、この構造は不利に働きます。

費用は、9ヶ月活動して成婚した場合で¥169,400〜¥688,600です(公式料金9プラン、2026-08-26 時点)。 費用比較に費目ごとの内訳と出典URLを載せています。

なお、IBJに加盟する結婚相談所では年収600万円以上の男性が全体の約半数とされています(2025年1月時点)。 女性が相談所を選ぶ理由の1つがここです。

よくある質問

30代後半だと、もう手遅れですか?

白書では、男性は30代が最も成婚率が高く、40代以降で顕著に低下します。 女性は35歳以降で下がりますが、成婚者の中央値が34歳である以上、30代後半は範囲内です。 手遅れかどうかではなく、期限を短く置いて会う数を確保できるかどうかです。

30代女性は、やはり不利ですか?

都市と地方で傾向が違います。都市では年齢が若いほど成婚率が高い傾向が明確に出ます。 一方地方では30代前半が最も高く、都市の20代女性と同じ37%でした。 ただし40代になると地方でも大きく下がります。

30代で年収が高くないと厳しいですか?

白書では、女性については年収に応じた成婚率の差はほとんど見られません。 男性は年収が高いほど成婚率が高い傾向がありますが、年齢が上がるにつれて頭打ちになります。 2024年は年収500〜1,000万円の層で成婚率が50%を超えており、年収による差は以前より緩やかになっています。

何から始めればいいですか?

期限・予算・会う回数の3つを先に決めてください。 30代後半なら期限を短く、会う回数を優先します。 婚活は何から始める?に、決め方と最初の1か月の手順をまとめています。

まとめ

成婚率の数字そのものの読み方は、成婚率が高い結婚相談所の探し方にまとめています。

費用から決めたい場合は、結婚相談所の料金相場成婚料なしの結婚相談所をどうぞ。

すでに手応えが無い場合は、婚活がうまくいかないときで、どこで止まっているかを5段階に分けています。

「結婚相談所はやめとけ」と言われる理由が気になる場合は、結婚相談所はやめとけ?で、6つの理由を公式の料金表と経済産業省・IBJの資料で1つずつ判定しています。

最終更新 2026-09-01