婚活は何から始める?|サービスを選ぶ前に決める3つ

「婚活 何から始める」で調べると、たいてい「まずアプリに登録しましょう」と書いてあります。 これが遠回りになることがあります。

登録は5分で終わりますが、決めていないまま始めると、決められないまま続きます。 先に決めるのは3つだけです。期限・予算・会う回数。この3つは、どのサービスを使っても共通です。

先に決める3つ

決めるものなぜ先に決めるのか決め方の目安
期限期限が無いと「まだ先でいい」が続き、止める判断もできない実際に成婚した人の在籍は中央値で約9ヶ月
予算途中で費用に驚くと、成果が出る前に止めてしまう相談所なら9ヶ月で¥169,400〜¥688,600
会う回数成婚した人と辞めた人の差が、いちばんはっきり出る項目月に2〜3人と会える形を選ぶ

この3つが決まると、サービスは自動的に絞られます。 逆に、決めずにサービスから選ぶと、あとで全部やり直しになります。

なぜ期限を9ヶ月に置くのか

IBJ「成婚白書2024」によると、成婚した人の在籍日数は中央値で約9ヶ月、交際日数は約4ヶ月でした。つまり入会から成婚まで、真ん中の人で9ヶ月です。

さらに、成婚した人は、成婚せずに辞めた人より在籍が約5ヶ月短いという結果も出ています。 長くいた人ほど決まっている、ではありません。逆です。

出典:株式会社IBJ「成婚白書2024」(2025年4月公表、2024年に成婚退会した15,374名が対象)。取得日 2026-09-01

だから期限は「いつか」ではなく、月で置いてください。 9ヶ月やってみて動かないなら、やり方かサービスのどちらかが合っていないという判断ができます。期限が無いと、この判断が一度も来ません。

予算は「9ヶ月でいくらか」で出す

月会費だけを見ると安く見えます。実際に効いてくるのは、初期費用と成婚料です。

公式サイトに出ている料金から、9ヶ月活動して成婚した場合の総額を計算すると次のようになります。

区分9ヶ月の総額12ヶ月の総額
いちばん安いプラン¥169,400¥205,700
まん中のプラン¥518,100¥574,200
いちばん高いプラン¥688,600¥767,800

登録料+初期費用+月会費×月数+成婚料。2026-08-26 時点で各社の公式ページに表示されていた金額(9プラン、うち成婚料があるのは6プラン)。取得日 2026-09-01

いちばん安いプランといちばん高いプランで、3.7倍ちがいます。 差がつくのは月会費ではなく、初期費用と成婚料です。 費用比較に、費目ごとに分けた表と出典URLを載せています。

アプリなら月に数千円で始められます。予算を決める目的は、安く済ませることではありません。 「ここまでは出す」と決めておくと、途中で怖くなって止めることが減ります。

会う回数を先に決める理由

同じ白書で、成婚した人は辞めた人に比べて、男性で4倍、女性で2.5倍多くお見合いをしていました。 年齢や年収より、この差がいちばん大きく出ています。

自分から申し込む数も、男性で+21件、女性で+14件多いという結果でした。 待っていた人ではなく、申し込んだ人が成婚しています。

だから最初に決めるのは「月に何人と会うか」です。月2〜3人なら、9ヶ月で18〜27人。これが現実的な数です。

そしてこの数を満たせる形かどうかで、サービスが決まります。申込数に上限があるプランなら、その上限が答えです。

急いだほうがいいのかは、年齢と地域で変わる

「何から始めるか」の前に、自分が急ぐべき側なのかどうかを知っておくと、期限の置き方が変わります。IBJ「成婚白書2024」の記述から引きます。

条件白書に書かれていること期限の置き方
男性 30〜34歳約半数が成婚に至っている。婚活では非常に有利な年代9ヶ月で十分に届く
男性 35歳以降40代以降になると成婚率は顕著に低下会う回数を先に増やす
女性 20代〜30代前半この年代までが最も高い水準形を選ぶ余裕がある
女性 35歳以降成婚率が大きく下がる傾向期限を短く置く
都市に住んでいる都市部男性の成婚率は40%超選択肢が多い。絞る基準を先に
地方に住んでいる女性は30代前半が最も高く37%。年齢の影響を受けにくいただし40代で大きく低下する

出典:株式会社IBJ「成婚白書2024」本文の記述より。数値は同社の結婚相談所ネットワーク内で成婚退会した15,374名のデータで、一般の婚活者の傾向を示すものではありません。取得日 2026-09-01

地方で「女性は若いほど有利」が当てはまらないのは、意外に思われるかもしれません。 白書では、都市の女性は年齢が若いほど成婚率が高い傾向がはっきり出る一方、 地方では30代前半が最も高く、都市の20代女性と同じ37%でした。 ただし40代になると、地方でも30代後半との間に8.1ポイントの差が付きます。

つまり「急ぐべきか」は、年齢だけでは決まりません。 自分がどちら側かで、期限を9ヶ月にするか、もっと短く置くかが変わります。

男性と女性で、最初にやることが違う

同じ白書に、申し込みの方向がまるで違うことが書かれています。

男性は、待っていても相手からは来ません。だから最初にやることは申し込む数を確保する形を選ぶことです。申込数に上限のあるプランなら、その上限がそのまま結果の上限になります。

女性は、申し込みは来ます。ただし白書では 「受け身になりがちだが、自ら申し込むことで他の女性に比べ一歩リードできる」としています。最初にやることは選ぶ基準を先に決めることです。来た中から選ぶだけだと、基準が相手任せになります。

どの形から始めるか

3つが決まったら、形を選びます。ここで初めてサービスの話になります。

費用の目安向いている決め方
マッチングアプリ月に数千円期限が1年以上。自分で選び続けられる
婚活パーティー・街コン1回 数千円まず会うことに慣れたい。継続費用が無い
結婚相談所9ヶ月で ¥169,400〜¥688,600期限が1年以内。選ぶ回数を減らしたい

迷ったら、期限で決めてください。 1年以内に決めたいなら相談所、そうでないならアプリ、というのがいちばん外れにくい分け方です。 費用の差は、期限の差でもあります。

仕組みそのものの違いは、アプリ型と仲人型の違いにまとめています。

始める前に用意しておくもの

相談所を選ぶ場合、入会時に書類が要ります。取り寄せに時間がかかるものがあるので、先に確かめてください。

必要書類は会社ごとに違います。上はツヴァイの公式ページに記載のある項目です(2026-08-26 時点)。

アプリなら書類は要りません。ここも、始めるまでの速さの差になります。

最初の1か月にやること

やること
1週目期限・予算・会う回数の3つを紙に書く。金額は9ヶ月で出す
2週目形を1つ選ぶ。相談所なら書類の取り寄せを先に出す
3週目登録して、写真とプロフィールを作る。ここは時間をかける
4週目実際に1人と会う。会わないまま1か月が過ぎるのがいちばん多い失敗

4週目に会うところまでを1か月に入れてください。 プロフィールを直し続けて、会わないまま3か月が過ぎるのがよくある形です。 会ってからでないと、直すところも分かりません。

よくある質問

まず何に登録すればいいですか?

登録より先に、期限を決めてください。1年以内に決めたいなら結婚相談所、そうでないならマッチングアプリが外れにくい分け方です。 期限を決めずに登録すると、どちらを選んでも同じところで止まります。

お金をかけずに始められますか?

アプリなら月に数千円、婚活パーティーなら1回数千円で始められます。 ただし「安いから続けられる」とは限りません。 相談所で9ヶ月かかった人と、アプリで3年かかった人では、総額が逆転することがあります。

何歳から始めるのがいいですか?

IBJの白書では、成婚した人の中央値は女性34歳・男性36歳でした。また成婚者は退会者より年齢が3〜4歳低いという結果も出ています。早いほうが有利なのは確かですが、34歳・36歳が真ん中だという事実のほうが実務的です。

成婚率が高いところを選べばいいですか?

成婚率は会社ごとに計算式が違うので、そのままでは比べられません。 同じ実績が、分母を変えるだけで10.0%にも40.0%にもなります。 成婚率が高い結婚相談所の探し方で、見る順番をまとめています。

まとめ

費用から決めたい場合は、結婚相談所の料金相場に費目ごとの幅を載せています。

成婚料の有無で費用がどう変わるかは、成婚料なしの結婚相談所に成婚した場合・しなかった場合の両方の実額を出しています。

すでに始めていて手応えが無い場合は、婚活がうまくいかないときで、どこで止まっているかを5段階に分けています。

30代で「厳しいのでは」と感じている場合は、30代の婚活は厳しい?で、データ上で本当に厳しいことと、そう思われているだけのことを分けています。

自分の進み方から決めたい場合は、恋愛タイプ診断(12問)を先にどうぞ。

「結婚相談所はやめとけ」と言われる理由が気になる場合は、結婚相談所はやめとけ?で、6つの理由を公式の料金表と経済産業省・IBJの資料で1つずつ判定しています。

最終更新 2026-09-01