結婚相談所と40代|データは「厳しい」を支持します。だから変えるものが3つあります
40代で結婚相談所を調べると、「まだ間に合う」と書いてある記事と「厳しい」と書いてある記事が両方出てきます。 データを見ると、40代については「厳しい」のほうが当たっています。
IBJ「成婚白書2024」には、はっきりこう書かれています。 「40代以降になると男女ともに成婚率は顕著に低下する」。
出典:株式会社IBJ「成婚白書2024」(2025年4月公表、2024年に成婚退会した15,374名が対象)。取得日 2026-09-01
ただし、これは「無理」という意味ではありません。 このページでは40代で何が変わるのかを数字で出したうえで、 30代と同じやり方の、どこを変えるべきかを3つに絞ります。
40代で実際に変わるのは、相手の年齢です
白書には、実際に成婚した男性と、その相手との年齢差が出ています。 ここが30代と40代でいちばんはっきり変わります。
| 誰が | 成婚相手との年齢差(中央値) | 読み方 |
|---|---|---|
| 30代の男性 | -1〜3歳 | ほぼ同年代 |
| 40代の男性 | -4〜6歳 | 年下と成婚している |
| 女性(どの年代も) | +2〜3歳 | 年代で変わらない |
出典:IBJ「成婚白書2024」。成婚した男性から見た相手女性との差の中央値。取得日 2026-09-01
40代の男性は、実際には4〜6歳年下の女性と成婚しています。 45歳なら39〜41歳が中央値です。20代・30代前半ではありません。
女性側は年代で変わりません。どの年代も相手は2〜3歳年上です。つまり45歳の女性が実際に成婚している相手は、47〜48歳ということになります。
ここが40代の分かれ目です。 「厳しい」と感じている人の多くは、相手の年齢の想定が、成婚しているデータと合っていません。 合わせるだけで、会える数がまるで変わります。
地方の40代は、もう一段下がります
白書は、都市と地方で分けた数字も出しています。
- 男性は全年齢層で都市のほうが成婚率が高い。都市部男性は40%超
- 女性は都市だと年齢の影響が強く、地方では30代前半が最も高い(都市の20代女性と同じ37%)
- ただし40代になると地方でも大きく低下し、30代後半との差は8.1ポイント
地方の女性は「年齢の影響を受けにくい」側にいますが、40代はその例外です。 40代に入る前後で、地方でも段差があります。
地方在住なら、都市部の会員も検索できる連盟に加盟しているかが効きます。これはプラン選びで変えられる条件です。
出典:IBJ「成婚白書2024」。取得日 2026-09-01
40代で変えるべき3つ
データが言っているのは「40代は不利」までで、「何をしても同じ」ではありません。 成婚した人と辞めた人の差は、40代でも同じところに出ます。
| 変えるもの | 30代のやり方 | 40代のやり方 |
|---|---|---|
| 相手の年齢の幅 | ±3歳で足りる | 男性は-4〜6歳、女性は+2〜3歳に合わせる |
| 会う数 | 月2〜3人 | 減らさない。申込数の上限が高いプランを選ぶ |
| 期限 | 9ヶ月を目安 | 半年で1度、条件を見直す |
いちばん効くのは1つ目です。年齢の幅を数歳広げるだけで、 検索に出てくる相手の数が変わります。これは努力の話ではなく、設定の話です。
2つ目も外せません。白書では、成婚した人は成婚せずに辞めた人より、男性で4倍、女性で2.5倍多くお見合いをしています。 自分から申し込んだ数も男性で+21件、女性で+14件多い。 40代でこの差を埋めないと、不利がそのまま結果になります。
40代向けの割引は、公式の料金表にありません
費用の話をします。公式の料金表を集めた9プランのうち、年代の条件が付いているのは1プランだけで、それは20代向けです。
| 区分 | 1年の総額 | 9ヶ月の総額 |
|---|---|---|
| いちばん安いプラン | ¥205,700 | ¥169,400 |
| まん中のプラン | ¥574,200 | ¥518,100 |
| いちばん高いプラン | ¥767,800 | ¥688,600 |
登録料+初期費用+月会費×月数+成婚料。2026-08-26 時点で各社の公式ページに表示されていた税込金額(9プラン)。取得日 2026-09-01
いちばん安い¥205,700は20代向けの割引プランなので、40代は対象外です。 40代が実際に払うのは、まん中の¥574,200前後から上になります。 「最安いくら」で予算を組むと、入会の時点でずれます。
費目ごとの内訳と出典URLは費用比較に、相場の幅は料金相場に載せています。
40代なら、成婚料の有無をとくに見てください
公式の料金表では、成婚料が無いのは9プラン中3プランです。 40代でこの選択が効くのは、活動が長引きやすいからです。
| 料金の形 | 会社の売上が伸びるのは | 40代にとって |
|---|---|---|
| 成婚料あり | 成婚したとき | 早く決める方向に押される |
| 月会費だけ | 在籍が長いほど | 長引くほど会社が得をする |
40代は活動が長引きやすい年代です。 だから「在籍が長いほど会社の売上が伸びる」形との相性を、先に考えたほうがいいです。両方の実額は成婚料なしの結婚相談所に出しています。
アプリではなく相談所を選ぶ理由があるとすれば
40代に限れば、相談所のほうが噛み合う理由が2つあります。
- 相手の目的が揃っている。入会に独身証明書が要るので、結婚を前提にした人しかいない
- 年齢で切られにくい。アプリは表示の段階で外されるが、相談所は条件で検索して申し込む
2006年の経済産業省の調査でも、インターネット型サービスは「成婚者を把握することが極めて難しい業態」と明記されています。 うまくいっているかどうかが、運営にも利用者にも見えません。 40代で期限を意識しているなら、この見えなさは不利に働きます。
出典:経済産業省「少子化時代の結婚関連産業の在り方に関する調査研究 資料編〔実態・分析編〕」(2006年5月公表)。取得日 2026-09-01
よくある質問
40代の婚活は、実際どのくらい厳しいですか?
白書は「40代以降になると男女ともに成婚率は顕著に低下する」と書いています。 男性は30代が最も高く、女性は35歳以降で大きく下がります。 ただし成婚した人の在籍日数の中央値は約9ヶ月で、これは年代を分けた数字ではありません。 厳しいのは確率であって、期間ではありません。
40代女性は、やはり不利ですか?
白書では、女性は35歳以降で成婚率が大きく下がり、40代でさらに低下します。地方でも30代後半と40代前半で8.1ポイントの差が出ます。ただし女性が成婚している相手は、どの年代も+2〜3歳です。 年上に広げるのではなく、同年代から少し上に合わせるのがデータに沿った形です。
40代向けの割引はありますか?
公式の料金表9プランに、40代向けの割引はありません。 年代の条件が付いているのは1プランで、いずれも20代向けです(2026-08-26 時点)。 40代は割引の対象外なので、まん中の¥574,200前後から上で予算を組んでください。
再婚だと不利になりますか?
白書では、再婚以上の人は初婚の人より短い期間で成婚しています。 交際日数は男女とも20日ほど短く、活動日数は約1ヶ月短縮されます。白書は理由として「相手を選ぶ基準が明確になっている」ことを挙げています。 再婚は不利ではなく、むしろ早いという結果でした。
まとめ
- 白書は「40代以降は男女ともに成婚率が顕著に低下する」と明記している
- 40代の男性が実際に成婚している相手は-4〜6歳(30代は-1〜3歳)
- 女性は年代を問わず+2〜3歳。40代女性なら42〜48歳が実際の相手
- 地方は40代で段差がある(30代後半との差 8.1ポイント)
- 変えるのは年齢の幅・会う数・期限の3つ。会う数は減らさない
- 40代向けの割引は公式の料金表に無い。まん中の¥574,200前後から上で組む
- 活動が長引きやすいので、成婚料の有無との相性を先に考える
- 再婚は不利ではない。初婚より短い期間で成婚している
20代の方は、結婚相談所と20代女性で、割引の対象が20代だけであることと、実額の差を出しています。
30代の方は、30代の婚活は厳しい?に別のデータを出しています(そちらは「厳しい」がデータと逆でした)。
まだ何も決めていない段階なら、婚活は何から始める?で期限・予算・会う回数の決め方から整理できます。
「やめとけ」と言われる理由が気になる場合は、結婚相談所はやめとけ?で6つの理由を1つずつ判定しています。
最終更新 2026-09-01